執事と共にバレンタインを。
「後の分のラッピングは、小さい袋にしたいんだけど」

「では、冷やした後にしましょう」

「ええ」


恵理夜は、完成間近のチョコレートにラップをかけた。


「じゃあ、そっちの冷蔵庫に仕舞っておきましょう」


恵理夜は、チョコレートの詰まった箱をそっと冷蔵庫の一番上と2段目に。

そして残りが並べられた銀のバットを一番下の段に仕舞った。
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