執事と共にバレンタインを。
元々、浅い友人関係しか築いていない恵理夜だが、こういったイベントに付き合う甲斐性は持っていた。

席の近い子などに、いわゆる『友チョコ』を配るためだ。

普段は、行事や、放課後の遊びに全く付き合わない。

しかし、それでも上手く付き合っていくための、最低限の手段だ。
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