執事と共にバレンタインを。
「小娘がっ」


カトウの怒鳴り声が響く。

恵理夜は、カトウを振り向き、目を見開いた。



銃口が、こちらを向いていた。



――しかし、発砲される前にその銃は床に落ちた。
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