lucky×unlucky


少しして、観覧車内のスピーカーからアナウンスが流れてくる

ー動作上でトラブルが起きました。只今復旧作業をしておりますのでしばらくお待ちくださいー


「…結構時間がかかりそうだね」

「……ん」

思いのほか篠宮さんは冷静で、以前にも同じような経験をした事があるのかと考えていたら

そういえば篠宮さんが不幸体質だったのを思い出す

「…もしかして、篠宮さんの不運が招いた事だったりして~…なんて」

「…ええ、そうかも」

冗談混じりにへラリと笑う俺に呆れたような視線を向ける篠宮さん

ん?どうかした?

「貴方って…ほんと、分かんないわね」

空気読んでるんだか壊してるんだか…とブツブツ言っているが俺には何のことだかさっぱり分からなかった



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