lucky×unlucky






それから程なくして観覧車は動き出し、俺達は無事に脱出する事ができた


そこに慌てて駆けつけた亮介に篠宮さんからの拳骨&ビンタという鉄槌が下ったのは言うまでもない


可哀想な亮介を俺は腹が痛くなるくらい笑うしかなかった

いや、本当に可哀想だと思ったよ?

うん


「さ、篠宮さんの気も済んだところで帰りましょーか」

「…ふぁい」

亮介は赤くなった頬を摩りながらコクリと頷き、篠宮さんはツンと亮介から顔を背けたまま無言を貫いた


あー…こりゃ亮介嫌われちゃった

そんな亮介をみてまたクスリと笑えば今度は俺が亮介に怒られた


だけど…それでも何故だか笑いが止まらなくて篠宮さんに呆れたような目を向けられる

「あはは、また三人で来ようねぇ~」

へラリと笑いながら主に篠宮さんへ向けて言えば、「二度と行かない」って断られました

ま、予想通りですけど








こうして俺達の遊園地で篠宮さんと親睦を深めようという計画は無事(?)成功したのだった


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