lucky×unlucky


「俺が蹲っている間になに二人で仲良く弁当食べてんの~?てか、亮介どしたの?」

亮介が篠宮さんの笑顔で悩殺されちゃってるのは分かってるけどあえて篠宮さんに問い掛ける

篠宮さんは俺を見るなり軽く睨んで、亮介の事は分からない、俺のせいでご飯が買えなかったと遠回しに言ってきた

俺には笑顔くれないんだ~なんて、少し不満に思いながらも袋を渡す

篠宮さんがお弁当じゃなかったら渡そうと思っていた購買のパン

好みが分からないから適当に菓子パンと惣菜パンを何個か買ってきた

「これ…」

篠宮さんは本当に驚いた表情をして俺を見上げる

「どれでも好きなのどーぞ?」

ヘラリと笑って言えば、袋に目線を落として、小さな声でありがと…って言った

…ちょっと意外

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