短‐誕生日おめでとう!
束縛されるのは嫌いだった。
彼氏に自分のすること、やりたいことまで制限されたり、他の男と話すなとか言われたりするなんて有り得ないと思ったから。



伶はそんなこと一度も言わなかった。
私が何をしても、誰と遊びにいっても、反対なんてしなかった。

私は段々それが不安になって。
伶は、私に興味なくなってるのか、とかまで勝手に考えてた。

伶は、いつだって私を想って、尊重してくれていたのに。



「………………れ………い、伶………。」

今日の私は、本当に泣き虫。
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