短‐誕生日おめでとう!
「清佳………やっぱり、もう限界なんだ。」

「え?」

私と付き合うことに?
心配になって顔をあげたくても、伶が強く、強く私を抱き締めてるから伶の顔がみえない。


「清佳を、独り占めしたい。清佳………もう束縛しないなんて無理。最大の束縛をしてもいい?」






「清佳……僕と結婚して下さい。」




やっと、聞けた。
この言葉を待ってた。ずっと。


私に、迷いなんかなかった。
伶になら、束縛だってされていたい。





「はい……幸せに、なろうね、伶。」
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