君に嘘を捧げよう

「ちょっとタクト、今日いつも以上におかしいよ」

「そう?…じゃ、俺用事あるから…」

そんなことが何度もあって。

その日はずっとアヤネのことを避け続けた。

辛かったから。苦しかったから。

俺はホントに、なさけない…。



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