ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
待ち合わせの場所へ二人で向かった。

はしゃぐ愛美につられ、自然と笑う。


「あ!もう来てる!」


愛美は彼氏を見つけると、手を振って走り出した。

あたしは飽きれながら後を追った。


「チカ!この人が私の彼氏だよ!」


愛美の彼氏を見た。

見慣れた制服。

見覚えのある顔。

向こうの戸惑った表情。

時間が止まった。

何も聞こえなくなった。

誰でもいいから、ウソだと言って欲しかった。
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