莉亜と遊羽
落とし物を届けてもらったお礼は言ったしもう良いよね
とにかく男の子から離れたくて仕方なかった
『じゃぁ、あたしこれから学校なんで』
少し冷たく言った。
テディベア拾ってもらったのに
少し失礼だっかな…?
そんな心配をよそに
謎の男の子は
『おう、じゃぁな』
と明るく言う。
さっきから気になるのが
この親しげな感じ…
さっき会ったばかりの
しかも年下の男の子に
なぜかペースを
もっていかれてしまっている
私はなぜか関わりたくない
と思いホームへとひとり急いだ。
