桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


「失礼しまぁす」





と沖田が襖を開けた。





梓紗が見ると、7・8人くらいの人が座っていた。





「座れ」




土方が短く言いながら






まだ空いている座布団を指差した。





そこにちょこんと梓紗が座ると、土方は話し始めた。




< 55 / 327 >

この作品をシェア

pagetop