君がいれば・・・①
「ジフン、見てっ!あれ可愛いっ!」
ウサギのぬいぐるみが動いているのを見て瀬奈は興奮気味に言う。
それより瀬奈の方が可愛いとシンは思った。
「セナ……」
「はい?」
シンの方を見た瞬間、唇同士が触れた。
「!」
瀬奈の大きな目が更に大きくなった。
触れるだけのキスに瀬奈はぼう然としている。
「そんなにびっくりしないで」
「だって……」
あたし達は会ったばかりなのに……。
「どうしても触れたかったんだ 想像通り柔らかいね セナの唇」
シンの長い指が瀬奈の唇に触れる。
そしてサングラスとキャップを外したシンの秀麗な顔が近づいて来て唇を再び重ね合わせられていた。
瀬奈の領域は侵されず、唇を啄ばむようにシンはキスをした。
こんなに優しいキスは初めてだった。
キス自体そんなに経験はないのだが。
唇が離された後、瀬奈はぽけっとシンを見るばかりだった。
「ジフン……」
どんどんジフンに惹かれて行くのが分る。
生理的に嫌なら絶対に断っていただろうし。
シンの唇が離れると、恥ずかしさに瀬奈は顔を背(そむ)けた。
ウサギのぬいぐるみが動いているのを見て瀬奈は興奮気味に言う。
それより瀬奈の方が可愛いとシンは思った。
「セナ……」
「はい?」
シンの方を見た瞬間、唇同士が触れた。
「!」
瀬奈の大きな目が更に大きくなった。
触れるだけのキスに瀬奈はぼう然としている。
「そんなにびっくりしないで」
「だって……」
あたし達は会ったばかりなのに……。
「どうしても触れたかったんだ 想像通り柔らかいね セナの唇」
シンの長い指が瀬奈の唇に触れる。
そしてサングラスとキャップを外したシンの秀麗な顔が近づいて来て唇を再び重ね合わせられていた。
瀬奈の領域は侵されず、唇を啄ばむようにシンはキスをした。
こんなに優しいキスは初めてだった。
キス自体そんなに経験はないのだが。
唇が離された後、瀬奈はぽけっとシンを見るばかりだった。
「ジフン……」
どんどんジフンに惹かれて行くのが分る。
生理的に嫌なら絶対に断っていただろうし。
シンの唇が離れると、恥ずかしさに瀬奈は顔を背(そむ)けた。