君がいれば・・・①
伯父さんだ……。
みんなは知らないが瀬奈の母の兄はこのデパートの総支配人。
かねてから瀬奈をデパートの顔にと言っていたのだ。
冗談じゃない……。
同期の亜佐美は受付嬢。
「瀬奈、一昨日(おととい)新入社員が2名辞めちゃって困ってるのよね」
なんで辞めちゃうの……?と疑問が浮かんだ。
華やかに見える職業もやってみるときつかったのだろうか。
「とにかく瀬奈のロッカーに新しい制服が入っているから」
亜佐美に言われて更衣室に向う。
この事があってさっきまでジフンの事ばかり思っていた瀬奈はしばらくの間忘れていられた。
白の生地にブルーのラインが美しいワンピースに着替えてからベレー帽の小さくしたような白い帽子をかぶる。
いつもは薄化粧で、これではダメと亜佐美にだめだしされて念入りにお化粧をさせられた。
手には真っ白な手袋。
「やっぱり 可愛いわ 瀬奈は」
亜佐美が鏡の中の瀬奈に言った。
みんなは知らないが瀬奈の母の兄はこのデパートの総支配人。
かねてから瀬奈をデパートの顔にと言っていたのだ。
冗談じゃない……。
同期の亜佐美は受付嬢。
「瀬奈、一昨日(おととい)新入社員が2名辞めちゃって困ってるのよね」
なんで辞めちゃうの……?と疑問が浮かんだ。
華やかに見える職業もやってみるときつかったのだろうか。
「とにかく瀬奈のロッカーに新しい制服が入っているから」
亜佐美に言われて更衣室に向う。
この事があってさっきまでジフンの事ばかり思っていた瀬奈はしばらくの間忘れていられた。
白の生地にブルーのラインが美しいワンピースに着替えてからベレー帽の小さくしたような白い帽子をかぶる。
いつもは薄化粧で、これではダメと亜佐美にだめだしされて念入りにお化粧をさせられた。
手には真っ白な手袋。
「やっぱり 可愛いわ 瀬奈は」
亜佐美が鏡の中の瀬奈に言った。