★短編★君に会えたら
お母さんは優しい笑顔で聞いてくれた。
そして、私が話し終わると優しく手を握った。


「ありがとう。
あの子に気付いてくれて。」

お母さんは涙を目に溜めて私を見た。

「あの子、最後にあなたと話したかったのよ。
叶えてくれてありがとうね」


私はそお言われ首を降った。


「そんな、お礼を言わないといけないのは私のほうです」

「なのに…言えなかったんです。
ありがとうって」

私は泣き出していて

「あの子は、あなたが笑ってくれればいいの、だから泣かないで笑ってあげて」

お母さんは私にハンカチをだした。


「あの子ね、昔、クラスに笑ったら
凄く可愛い娘がいるって話してたの。」
お母さんは遺影を見ると涙を拭いた。

「私はあなたの事だと思うの。
だから、あの子の為にも笑っていてあげて」

私は頷くしかできなくて。
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