不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
太「ただいま」



百「おかえり」



健一を抱きながらリビングに来た太一に駆け寄ると、私の頭を撫でる。

…ハグは!?



星「ビール飲むー?ワインが良いー?」



太「ワインもたまには良いな!
百合亜、グラスと栓抜き」



…それでいてご飯は後回しか――ッ!!



百「自分で用意したら?」



イライラする。

何かムカつく!!



太「…はいはい」



百「健一。ママとご飯、食べようね!」



…太一なんて知らない!!

星弥と仲良く呑んでろ!!

自分でご飯とカレーをよそって食べてろ!!



―Ⅲ‐家出して来た星弥【完】―




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