黒猫
「何?驚いてんの?こんなの日常茶飯事やで?」



「………ぜってぇ俺、頭可笑しくなる」




「……ッツフッハッハッ…クッ」



「何笑ってやがんだ!」
俺が顔を真っ赤にして怒ると…


「あっえッ、い、いやその。


…………面白かったから???」








………全く理由になってねぇ。

もう呆れてなんにもいえねぇ……。ハァ…。





「そういえばさあー。なんでカケル、黒髪に眼鏡?ここじゃあみんな染めてカラコンしてんのに?」



そういえば一人も黒髪見かけなかった……。


「黒髪に眼鏡っていけなかったか?」


「美形なのにもったいねぇ。」ボソッ



「ん?なんか言ったか?」


「えッ。べ別に。」




「…で?なんで黒髪と眼鏡いけねえのか?」



「眼鏡は別にいいんやけど……。黒髪がなあ……。」



「なんで?」
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