ちょこ恋
なんてことを思いながら家政婦さんの後をついていくが、なんだか迷路みたいな家に戸惑う私。
『MOTONO』
と書かれた木の板が貼られてあるドアの前に着いた。
「こちらがお嬢様のお部屋でございます」
家政婦はそう言うと、部屋のドアを開けた。
こ、これが…部屋!?
私の部屋には、ピンクのベッド、きれいな活け花、たくさんの服がある。
しかも…なんか可愛いプードルまで!!
まさかプードルがいるなんて思ってもみなかったな…
「お嬢様?」