【完】きっと、ずっと恋をする
本をキュッと抱きしめて教室に戻り、早速開いて見て見た。
「もくじ…足首のテーピング……」
あれ?
以外と簡単そうな感じがするのは私だけ?
そんなことを思いながらページをめくっていると、昼休みを終えた雄太郎が教室に戻ってきた。
「ん?美月、何真剣に見てんのー?」
雄太郎がパック入りのミルクティーをストローでチューっと飲みながら、私に話しかけた。
雄太郎、ミルクティーが好きなのかな?
じっと見つめていると、雄太郎がミルクティーを私に差し出した。
「飲む?」
「えっ!?いやあ…気持ちだけもらっておく」
「…ふうん。そっか」
雄太郎は唇を尖らせながら、ミルクティーを机の上にトンと置いて席に座った。