【完】きっと、ずっと恋をする
私は止まりつつある涙を袖でグシグシと擦りながら、必死で言葉を告げた。
「チョコ貰ってくれなかったから…雄太郎は私のこと好きじゃないんだって、そう思ってた」
『だって、美月、もう会えないみたいなこと言うんだもん。俺は、これからもずっと美月に会うつもりだったのに……』
雄太郎はフウと小さく息を吐いて、ゆっくり言葉を繋げた。
『俺はこれから先も、美月の誕生日を祝いたい』
「うん……」
私は頷いた。
『今日だって、本当は前の年だって、その前だって、もっと祝ってやりたいなって思ってた。二人でその…なんつうの?うん…デートしたり、とか』
「うん……」
雄太郎、そんなこと思ってくれてたんだ。