キスしたくなる唇に。



「ご飯、食べましたか?」

「……う、ん」

「薬飲みましたか?」

「…んー」




咳はどうやらないらしい。熱はあるっぽい。

あたしは一人辛そうに顔をゆがめる先輩の額に手をのせると、冷えピタをこえて熱が伝わってきた。


咳はしてないとはいったものの、ゼーハー言って、さすがのポーカーフェイスもすっかり崩れている。



苦しいのかな。

あたしはあんま長居しても悪いと思い、腰かけていたベットから静かに腰を上げた。



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