君と彼女と私とチョコと
家に帰ると即効に部屋に入りチョコのレシピ本を開いた。
すると窓が急に開いた。
驚きながら窓と見るそこには………、
秀が居た。
私は慌てて本を背中に隠し秀を見る。
秀は不思議そうに私を見つめ歩み寄る。
「何、隠してんの?」
「別に!!」
そんな私の言葉に動じもせず秀は徐々に私に近寄る。
その瞬間、私の手にあった本は呆気なく秀に奪われた。
「…バレンタイン・デー☆男子が喜ぶレシピ……、?」
私は恥ずかしくなって顔を伏せる。
「俺にはくれないの?」
と子犬のように縋る秀に、
「響子から貰えるじゃん」
と冷たく言い放つ。
本当は嬉しいのに。私から貰いたいのかなって期待してるのに。
「くれないんだ」
と残念そうに言う秀。
どうして、そう思わせぶりな事を言うの??
毎年、秀が甘いものが苦手だから甘くならないように心がけてたのに。
それなのに彼女なんか作ちゃって。
なのに、隣の家だからって許可も無しに人の部屋に勝手に入ってくるし。
秀のこと分からないよ………。
すると窓が急に開いた。
驚きながら窓と見るそこには………、
秀が居た。
私は慌てて本を背中に隠し秀を見る。
秀は不思議そうに私を見つめ歩み寄る。
「何、隠してんの?」
「別に!!」
そんな私の言葉に動じもせず秀は徐々に私に近寄る。
その瞬間、私の手にあった本は呆気なく秀に奪われた。
「…バレンタイン・デー☆男子が喜ぶレシピ……、?」
私は恥ずかしくなって顔を伏せる。
「俺にはくれないの?」
と子犬のように縋る秀に、
「響子から貰えるじゃん」
と冷たく言い放つ。
本当は嬉しいのに。私から貰いたいのかなって期待してるのに。
「くれないんだ」
と残念そうに言う秀。
どうして、そう思わせぶりな事を言うの??
毎年、秀が甘いものが苦手だから甘くならないように心がけてたのに。
それなのに彼女なんか作ちゃって。
なのに、隣の家だからって許可も無しに人の部屋に勝手に入ってくるし。
秀のこと分からないよ………。
