不良彼氏〜金髪と天然〜






「…どうゆうこと?」




よくわからない小沢くんの発言に、康輝くんを見る。




「俺は汚い手なんか使ってないけど?」




「康輝くん…!」




あの小沢くんに対して、怖いなんてこれっぽっちも思ってなさそうな挑発的な康輝くんの態度。




むしろこっちが小沢くんが何かしてこないか、怖くなってきた。




「…じゃあ入試試験、トップで受かったやつはどこのどいつだよ。お前じゃなかったか?」




「…っ!それは…」




入試試験トップ!? 康輝くん!!?




あたしが康輝くんを見ると、康輝くんもちょうどあたしを見ていたらしく目が合って、少し罰が悪そうに微笑まれた。




「受けれなかったんだ。」




「…あ?」










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