多重書きの二等辺三角形

教卓の横で、体育座りしてる私。


そんな私を、純ちゃんは後ろからギュってしてくれた。


すると耳元で…


『大好きだよ。』


って言ってくれたんだ。


吐息がかかるその近距離。


もう私はとろけそう…。


その生暖かい吐息はフリスクの匂いがした。


その時…もう私の中で、不安感なんてみじんもなくなっていたんだ。


うん!私達なら大丈夫だ♪


間違いないさ☆

< 157 / 400 >

この作品をシェア

pagetop