Eleven days
そして松口が安心したのもつかの間、なぜか部活があるはずの里彩と、同じく松口や小川の幼なじみの美穂が2人が歩いてきた。







美穂とは松口と小川と同じ小学校出身で、里彩とは同じバスケ部である。






実は小川は小学校の頃美穂の事が好きで、片思いを続けていた。






しかし今はもう彼女がいる小川にとって、仲の良い友達である。











「なんだ、太一もいたのか。」




里彩が声をかけてきた。




太一とは小川の下の名前である。









「なんだよ、居て悪かったのかよ。」




「別に悪くはないけど……ねっ、美穂」


里彩が何か意味深な言い方を言ったことから、松口は嫌な予感がしていた。


すると、






「そうだよ、今日は周平に用があるんだから。」







松口の嫌な予感が、現実のものとなりそうになっていた。
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