同居の秘密。【完】


ゴクリと生唾を飲む。


小柄な体なのに凄い迫力。


私は翔君の服をギュ、と握った。


「…翔君…」


静かに呟く。


後ろから見える翔君の顔は、自分のお父さんが居る方を睨み付けていた。


すると突然おじさんがゆっくり近付いてくる。


その度に私の心臓が圧迫された。


…やだ。翔君と離れたくないよ…。


服を握る強さも増す。


「今日は契約の日だ」


真剣な表情でおじさんは翔君に言う。


 
< 443 / 544 >

この作品をシェア

pagetop