男だって恋をする!!
しばらく話していると話題は子供の頃の話になった。
「子供のころはいっつもこの公園で遊んだよな♪」

「そうそう!」

飛鳥ちゃんも公園のことを覚えていてくれたことがすごく嬉しい。

僕は身を乗り出して頷いた。

「いっしょにブランコに乗って。」

「そうそう!」

「正樹が虐められて。」

「そうそ…う。」

「いつも泣いてばっかで。」

「そうそう。」

「それをいつもあたしが助けて。」

「そうそう。って、なんか僕ダメダメじゃないですか…」

昔を思い出して僕はガクリとうなだれた。
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