年下彼氏。


少しでもかわいくなりたい。


最高の状態で、カレに会いたい。


それだけなの…。


――――――
――――


試合当日。


あたしは、下駄箱への誘導係をえらんだ。


すぐに見つけるために。


「平中ですね、こちらにどうぞ」


開始まであと1時間ぐらい。


ほぼ全部の学校が来た。


なのに。


まだ彼の学校がない。


インフルエンザ流行ってるし、辞退したのかも…。


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