年下彼氏。


不安でおしつぶされそうだ…。


胸が熱くなってきた、そのとき。


やっと、見たことのある顧問の先生が見えた。


「西林中ですね…、こちらにどうぞ…っ」


遅れた登場。


つい笑顔になる。


大箸くん、いるかな…?


下駄箱でクツをしまってるとき、必死でさがした。


うもれてるかもしれない、小さい彼を見つけられるように。


愛しい彼を、見れるように。


願いをこめて。


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