『好き』の二文字だけで


体育がおわって
アタシはため息をついた。

「なにため息ついてんの?」
「いやなんでも。。。」

「ならいいケド。」

みかげは男子をみつけては

なにかとからかっては
一人で盛り上がってる。

みかげは意外と人気が高い。

リーダーシップの高い
心と
おもしろさで
人気をえているのか

アタシにはよくわからなかった。

みかげはアタシより背が高くて

髪がながくて
顔も普通のぶさいくよりは
整った顔てきだ。

「みかげー!」

男子と喋っているみかげを
ゎざとよんで

男子からきりはなした。

アタシは男子に
みかげをとられた気になって
いたからだと思う。

でも

みかげにはれっきとした

中田 諒とゆう男子がいる。

彼氏ではないとゆうものの

めっさ仲良くて
クラス全員が怪しんでる。

「ゆうかー。うち
行きたいんだケド…」

「あぁ。悪い!」

そう言って
みかげは中田のとこに
はしっていった。

みかげの楽しそうな顔は
満足げに笑いをとっていた。



「ゆうか?」
「あぁ!みなみッッ!」
「どうした?暗いぞ!」

みなみは
同じクラスでバレー部

なかがい子の一人だ

「あ!またみかげ中田といる」
「あぁわかった?
なかいいよね(笑)
うちたちよりなかいいんじゃない?ってくらいね(笑)」

みなみは悲しげに
笑いながら
アタシの手をにぎった。

「アタシらはなかいいからね!」

みなみはニコニコと
わらってアタシをみた。

みなみの笑顔は
アタシをいやすひとつの手段?
なのかも。

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