溺れていく
今でも鮮明に覚えている、
教室の扉が開く音に、
そして、
あんたの存在に、

騒がしかったクラスのみんなが
あんたにくぎづけになった、

この時、俺の中では、
時間がゆっくりと流れた、

牧野美樹、

ずっと忘れない名前、
忘れられない名前、

牧野美樹、

ずっと忘れない顔、
忘れられない顔、

牧野美樹、

ずっと忘れない存在、
忘れられない存在、


あの瞬間から、
始まっていたんだ、





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