LOVEらいふ

―コンコンっ


幸子さんがお粥を持って部屋に入ってきた。


「亜矢ちゃん、お粥食べたら寝るのよ?」



「はい」



「明日は学校行けるといいわね〜ぇ。
じゃあ、わたしちょっと出掛けてくるわ。
光輝、亜矢ちゃんのこと頼んだわよ」



「あぁ。わかってる」



「じゃ、いってきまーす」



幸子さんは鼻歌をうたいながら出ていった。

なんかいいことあったのかな…?




あ、それよりお粥食べなきゃ。


「いただき…ま…す」

だるくてだるくて上手く喋れない。

お粥はすんごい美味しくて、見事に完食しましたよ。

あたしの食欲は、体が弱っていても全く関係ないみたい。



「すげぇ…」


結構あったお粥をペロリと食べちゃったあたしを見て、光輝は苦笑いだった。





「ほら、寝とけよ」




「ゔ〜…もう…今日は…寝すぎて…眠く…ない…」



なんて言いながらも、一応あたしは光輝のベッドに寝転んだ。


「…あ、1回熱だけ計っとくか」




熱、全然下がってない気がする。



―ピピピッ


「38度2分…。
全然下がってねぇな」




「ゔ〜〜ぅ…」



「大丈夫か…?」




…いえ、全く大丈夫じゃないっス。



光輝にこの熱がうつっちゃえばいいのに。



「う…つっちゃ…えっ」



本当、もうあたしはたえられませんよ。

「うつっちゃえ?
俺に?熱が?」





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