君とれいんぼー
「いやぁ…秦くんすっかり大人になったわねぇ…あの頃はまだまだ可愛かったのに」

昔と変わらない笑顔で話し掛けてくれるのが
何より嬉しかった。

「あの、これ…大したものじゃないんですが…」

「あら!…怜の好きな物ばっかりじゃない。さすがねぇ。秦くんがお供えしてあげて。場所は変わってないから。あの、奥の部屋。」

襖をあけると笑顔の怜の写真が
目に飛び込んできた。

写真さえも、数年ぶりに見る。

忘れようと努力した結果だ。
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