永久の贄[BL]
昨日の今日だからか夜は何事もなく、穏やかに一日を終えられそうだ。

雪や月花も今日だけは泊まり込む事になったらしく部屋がいつもよりも窮屈に感じた。

俺の隣では珍しく海理が疲れたのか安心したのかは分からないけれど、熟睡していて。

その少し離れた所では、壁にもたれかかって寄り添うように眠る雪と月花の姿。

横になって寝れば良いのに。

寝る前にそれを言ったら“何があっても良いように”だそうだ。

別に何もないと思うんだけどな。
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