hair salon 『K』



何とか一日乗りきり…

放課後


「よしっ、美里亜帰ろう!!」


「うん!!」

二人で教室を出ていこうとしたら、

「金野!!」

先生に呼び止められた。


「…何でしょう。」


「お前今日、日直。日誌書けよ〜」

先生はそう言って私の頭に日誌を乗せていった。


「……忘れてた」


「えっ!!待ってようか?」


「いいよ。美里亜先に帰ってて?どのくらい時間かかるかわからないし…」


「わかった…頑張ってね」

美里亜は渋々一人で帰っていった。


< 90 / 212 >

この作品をシェア

pagetop