Perfume〜時の調香師〜
その次の日…


俺は約束の教会にきていた。王子とマーレンの結婚式だ


「マーレン…よかったね!!」

「ありがとう…センリ」


とてもきれいなマーレンだ。

「二人に贈り物がある!」


俺はオルガンを広げ香水を二人お揃いでつくった。


「綺麗……綺麗なパール色」


「ウエディングドレスのパールがとても君にあっていたからパールにしたんだ」

意味は“永遠の約束、永遠の誓い”二人にふさわしい香りだ


「よかった…センリに助けてもらって…私幸せになれた」

幸せ…
また人を幸せにできた


「さぁ!!外にでて挨拶しないとだろ!?二人とも」

カーン、カーン

ベルが高く綺麗に鳴る
ドアが開き光が教会をてらした――――――



視界が出てきたら俺は依頼主の結婚式にもどっていた


マーレン、王子
二人とも幸せそうだった
永遠の約束、永遠の誓い
あの二人なら守っていける……



さぁ次の依頼主の下へ


プランサスマーレン
【マーレン姫】 終わり
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