4度目の正直【短編】
────そうか



もうすぐヤツとも、本当の“別れ”が…。




長かった。



やっと…



やっとヤツが目の前から消える…っ!!




私は小ガッツをした。




ピロピロリン♪


「ぇぃ?メールだよ?」



「あっ…はいはぃ。」



ピッ



祐喜先輩からだ。



あの日から、結構メールをするようになった私達。




その名前を見るだけでもニヤけてしまう。



「…ぇぃ何ニヤけてんの?キモいよ?」


「えッ嘘…ごめん!!」
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