ホスト教師
菜々子を国語科の準備室に呼んだ。





職員室は隣の席の美羽が毎日俺の世話をやいて、本当にウザい。





だからこの国語科の準備室に逃げて来た。





ここにはもう一人古文の教師の佐伯先生が使ってるだけ。





佐伯先生は定年間近の優しい先生。





結構俺は頼りにしてる。





人生の大先輩だから、教わる事も多い。





菜々子がノックをして国語科の準備室に入って来た。




佐伯先生が菜々子を見た。




「松崎さん今日はどうした?いつも真面目に授業聞くきみが、いったい何をしたのかな?」





菜々子は他の教科は真面目に授業聞いてるのか?





俺の授業の時は、毎回雑誌読んでるよな?










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