ホスト教師
「離して下さい、綺羅先生は私に何をしたいんですか?」





綺羅先生はキラキラした笑顔で、「松崎の一番の理解者になりたいと思ってる。先生が嫌なら先ずは友達から始めてみるか?」





友達ってなんですか?





訳分からないし、「それより手離して貰えます。」





お、悪い痛かったよなと、綺羅先生が手を離した。





綺羅先生は本気で私の心配をしてくれてるのだろうか?





綺羅先生の顔を見つめた。




「松崎俺を見つめてどうした?もしかして俺に惚れた?」





「惚れたりなんかしません。」





「即答しなくてもいいだろ。俺モテモテなんだけどな。」





こんな先生本当に信じていいのだろうか。





「松崎俺はおまえをいつも見ている。松崎は一人なんかじゃない。授業中又雑誌読んでたら、校庭10周走らせるからな覚悟しとけよ。」





なんかそのセリフ昔の青春ドラマ見たいで笑えた。





「松崎笑えるじゃないか。」




笑ってなんかいません。





もう綺羅先生は、ムチャクチャな事言うんだから。









< 30 / 128 >

この作品をシェア

pagetop