~初恋~私と彼の10日間。
部屋に入ると硫飛が本を読んでいた。




「麗子?今日は来ないんじゃなかったのか?」




『女将さんが行ってきなさいだって!』




すると硫飛は少し嬉しそうな顔をした。




私はその顔を見てドキッ!!とした。




不覚にも硫飛をカッコイイと思った。




私は硫飛の嬉しそうな顔、可愛い顔、




硫飛の全部が愛おしい。




私は自分の気持ちに確信した。




私は硫飛が好き。





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