五里霧中
お、記念すべき100ページ目だ。
それにしては難解な文章も頭には浮かばないし、くだらない思考しか芽生えてこない。
もしかしたら僕自身の存在がくだらないのかもしれない。
だから僕はどーでもいいことしか思い浮かばなくて、君を思い出すこともできない。
そうだったらどれだけ楽か。
頭上を悠然と流れていく雲のように。
人間たちを愚弄する蜘蛛のように。
流れるように嘲笑うように。
生きていけたら、どれだけ楽か。