My Little Girl(加筆修正中)
帰宅して
「ねぇ、お母さん」
「何? あっ亜澄、火を弱めて」
「あっ、はい。で、お母さん」
「何なの?」
夕食の支度をしながら、お母さんに相談する。
「手編みのマフラーってさぁ」
「手編みのマフラーがどうしたの」
「うん。手編みのマフラーって、もらって嬉しいかな?」
玉葱をみじん切りしていた手を止め
「奏ちゃんに編んであげるの?あっ、クリスマスプレゼント?」
お母さん、その笑いは何ですか?
「いいんじゃない?彼氏に贈るクリスマスプレゼントの王道だわ」
「王道なの?」
「そうよ。あ~思い出すわ。母さんもお父さんに初めてのクリスマスに編んだわ」
へぇ~お母さんも。
ってことは、やはり王道なんだわ!
「で、でも奏ちゃん喜んでくれるかなぁ?」
それが問題よ。
玉葱に目を戻し
「奏ちゃんは、亜澄が一生懸命編んだマフラーなら喜んでくれるわよ。 フフフ…」
そうかなぁ。
「今からで間に合うかな」
「う~ん、頑張れば何とかなるでしょう。明日、一緒に毛糸買いに行く?」
「あっ、 うん」
何かお母さんの方が張り切ってない?