My Little Girl(加筆修正中)
「奏ちゃん、あの女の人…山崎先輩の彼女さん?」
「さぁ、初めて見た子だな。まぁ、アイツの相手はころころ代わるから。本命なんていないんじゃないか」
「へぇ~そうなんだ。さすがだね!」
「ん?さすがって」
分からないかな~
「だって山崎先輩は、我が青葉高校のアイドルだよ。アイドルが特定の彼女さん作ったらみんなショック受けるじゃない。何たってみんなの山崎先輩だもん」
「……」
「うん?どうしたの」
「いや、凄い解釈だと思って」
「褒めないでよ、照れるじゃん」
「褒めてないけど」
「あっ、そうなの」
照れて損した。
だけど、あの女の人は先輩の事が好きなんだろうな。
もしふられたら…
先輩って…もしかして女の敵なのかも。
「アズ、行こうか」
「あ、うん」
「今日は知らんふりしろよ。あの彼女に気を遣わしたら悪いから」
「うん。奏ちゃん優しいね」
「バ~カ」
オデコをコツンとされた。
そして手を引かれ水族館の中へ。
「やっぱり混んでるね。それもカップルばかりだし」
「俺達もカップルじゃん」
「えっ?あっ、アハハハ…恥ずかしい」
思わず奏ちゃんの背中を叩いた。
「い、痛いって」
「あっ、ごめん」
何をするわけでもなく、ただ水族館を回って何てことない話しをしているだけなんだけど楽しいし嬉しい。
それは一緒にいるのが、奏ちゃんだから…
きっとそう。