My Little Girl(加筆修正中)
「奏ちゃん」
「ん?」
「お腹空かない?」
「そうだな」
携帯を見ると12時回ってる。
「昼飯にすっか!」
「うん…あっ、今日はラーメンとかカレーとか駄目だわ。着物汚しちゃう」
「だな。じゃあファミレス行くか」
「うん。あそこならなんでもあるしね」
ファミレス、ファミレス…って…この辺あったっけ?
――
―
暫く歩いて、漸く発見。
わっ、並んでる。
「どうする、並ぶか?」
「奏ちゃんさえよければ並ぼ。慣れないから疲れちゃった」
「大丈夫か?」
慣れない着物と履き慣れない草履で疲れたみたいだ。
待合の椅子に座り
「大丈夫だよ」
俺の耳に口を寄せ
「だって、奏ちゃんに着物着てるとこ見せたかったんだもん」
真っ赤になって囁く。
そんな事…こんなとこで言うなよ。
「フッ」
「な、何?鼻で笑って」
睨んでるし。
「馬鹿アズ、笑ってねぇよ」
「嘘だぁ!笑ってるし」
「お前、声でけぇんだよ」
へっ?てな顔して周りを見回してる。
誰も俺達を見てはいないが人は大勢いる。
それに気付いて恥ずかしくなったのか俯いてしまった。
ほんと…分かりやすい奴!