My Little Girl(加筆修正中)



「取って来たよ~」

「……」

綿あめを持ってニコニコしてる。

そして袋を開け綿あめを取り出し

「2つあるから、奏ちゃん白い方ね」

綿あめか、何年振りだろう。

一口かじりや

やっぱ 甘いわ!

「美味しいね。舌に乗っけると溶けちゃう。幸せの味だね」

幸せの味か。

見てる間に食べ終わってる。

「これも食え」

俺のを渡す。

「奏ちゃん食べないの?」

「もう充分幸せになれたから、後はお前が幸せになれ」

「そぅ、ありがとう」

あっという間に食べた。

「…奏ちゃん」

「ん?」

「し、し、幸せの…おすそ分け…」

へっ?

いきなり

キスしてきた。

時間にして1、2秒で唇を離す。

アズは真っ赤!

「奏ちゃん…し、幸せになれた?」

「……」

「……」

不安そうな顔して俺を見て…

「あぁ。幸せもらった」

「うん」

アズを抱き寄せ…口づける。

――





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