My Little Girl(加筆修正中)
「あの、山崎君」
「はい」
「亜澄を呼ぶ前に…あなたに聞いておいて欲しい事があるの」
「はい?」
なんの話しだ?
「亜澄は…小さい頃から、なんでも親の私達より奏ちゃんに話す子だったの。嬉しい事も悲しい事も相談事も」
「……」
「そりゃたまには、喧嘩もしてたわ。でも…」
「今回みたいなのは…」
「はい」
「原因も、何もあの子は話さない。ただ、部屋に閉じこもって泣いてるだけ…」
「はい、俺が二人に聞いても、何も…ただ、奏は自分が悪いの一点張りだし、亜澄ちゃんは泣くばかりだし。今日も会ってくれるとは言ってくれましたが、話してはくれないと思います」
「多分、そうでしょう。会いたくないって言ってるけど…好きな気持ちに変わりはないと思うのよ」
「はい」
「今、無理に奏ちゃんに会わすとあの子…パニック起こすと思うの。奏ちゃんや私達が大事にしすぎたせいね。ちょっと…脆い処があるの」
確かに亜澄ちゃんは繊細だ。