My Little Girl(加筆修正中)
「亜澄ちゃん」
「はい」
「奏の事…まだ好きか?」
亜澄ちゃんは俯いて
「は、はい」
ふぅ~
「でも今は会いたくない?」
「……」
「昨日も言ってたけど奏の事が怖い」
「……」
「……」
「こ、 怖い」
「酷い事…されたか?」
「……」
「答えなくていいよ。こんな事を言ったら奏の肩持つって思われるかもしれないけど」
「えっ?」
顔を上げ
「男は馬鹿だから無意識に女の子を傷つける事があるかも知れない。感情を抑え切れない時があるかも知れない。…許される事じゃないけどな」
「でも、あんな乱暴に」
乱暴…
アイツ…
亜澄ちゃんは続く言葉を飲みこんで俯いた。
「アイツは不器用だから…」
「わ、私が奏ちゃんの気に障る事したなら仕方ないかもしれないけど。何で怒ってるのか理由(ワケ)分かんない」
涙が落ちた。
「理由か。それなんだよな。俺にも言わない」
「そ、奏ちゃんは…いつも何か怒ってても…例え私に怒ってても…ヒック… あんな乱暴したこと…ヒック… なかったんです」
泣き出した。
どうしたら…
抱きしめるわけいかないし。
「亜澄ちゃん」
ハンカチを渡し
「あ、ありがとうございます。 ヒック」
――
―
泣き止むのを待って