My Little Girl(加筆修正中)

水枕を持って部屋に戻り

「熱は?」

体温計は38度。

朝よりは下がったとはいえまだ高い。

「寝る?」

「ん」

「じ、じゃあ あっち行くね」

立ち上がりかけると手を捕まれた。

「アズ」

「……」

「ここにいて」

「う、うん」

奏ちゃんの手を握り傍に…

「クラブ…」

「うん大丈夫だよ。監督達もゆっくり休めって。山崎先輩も心配してたよ」

「アイツ…鬼の撹乱とか言ってただろ」

えっ?

「よく分かったね。確かに鬼の撹乱って言ってた」

さすが親友だな、よく分かってる。

「フッ やっぱりな」

「奏ちゃん」

「ん?」

「寝れる?寝れないなら」

「ん?」

「こ、子守唄でも歌おうか?」

「……」

「……」

「だ、大丈夫。こうして傍にいてくれるだけで眠れる」

なんか…鼻がヒクヒクしてる。

笑いたいのを我慢してるような。

私…なんか変なこと言った?

よく分かんないなぁ。

ま、とにかく

「じゃあ、おやすみなさい」

奏ちゃんの手をさする。

暫くして奏ちゃんは眠ってくれた。

ゆっくり休んでね、私はここにいるからね。






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