My Little Girl(加筆修正中)



晩飯食って風呂にも入って

ほっと一息。

明日 学校だから制服と鞄も取って来たし…って、アズがついて来たが。

「奏ちゃん」

「ん、お前も入ってきたか」

「うん。私もお布団敷こっと」

へっ?

「アズ」

「うん?」

「お、お前、今日も此処で寝んのか?」

「当たり前じゃん。何言ってんの?」

さっさと布団を敷きだした。

いいのか、これ?

「俺、もう大丈夫だからお前は自分の部屋で」

アズが目をウルウルさせて

「だ、駄目なの?一緒に寝ちゃあ…夜中にまた具合悪くなったらどうするの?咳込んだらどうするの?」

「ち、ちょっと待て」

泣きだした。

ガラッ

「亜澄、また泣いてるの?奏ちゃん悪いけど今晩も隣に置いてやって、ね」

お、おばさん。

「亜澄ね、凄く心配性なのよ。自分の部屋で寝させたら奏ちゃんの事が気になって多分、寝ないから邪魔だろうけど部屋の隅にでも寝させてやって。ね」

何故かおじさんも来て

「頼むわ、奏君」

と…二人に言われた。

まぁ、親が言うなら俺に断る理由はないが。

完全に信頼されてるわけか。

まぁ、此処で手も出せないけど。

「分かりました」


 
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