My Little Girl(加筆修正中)



「持って来ました。宜しくお願いします」

「ん。此処に座って」

「はい」

俺の横に座らせて勉強を始めた。

―――

――



「よし、よく頑張ったな。お疲れ」

時計を見ると…4時か。

「ありがとう。助かりました。奏ちゃん疲れてない?大丈夫?」

「あぁ、大丈夫だ」

心配性だな、相変わらず。

ピンポーン

その時、玄関のインターホンが鳴り

「ただいま」

「お帰りなさい」

おじさん、おばさん、一馬が一緒に帰って来た。

「そこでお父さんと一緒になったの。奏ちゃん、具合は?」

「大丈夫です。ありがとうございました」

「よかった あら、勉強してたの?」

「宿題見てもらってた」

「亜澄お前、奏君 具合が悪いのに宿題教えてもらってんのか?」

アズがビクッと

「ちが」

「おじさん、俺が言い出した事だから…アズは自分でするって言ったんですが俺が勝手に見たんです。アズを叱らないで下さい」

「奏ちゃん」

「ハハハ…冗談だよ。ほんと仲いいな。父親としては少し妬けるな」

おばさんと一緒になって笑ってる。

「もう、お父さんたら」

アズがほっとしたような顔に。

「奏ちゃん、熱は?」

「ないと思いますが」

「じゃあ、も一回計って無かったら寝る前にお風呂入ってもいいわよ」

「いいんですか?助かります」

一日入ってないだけど、なんか気色悪かったので助かった。

「奏ちゃん、よかったね」

「あぁ」



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